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よくあるご質問

お薬手帳はどのように活用したら良いですか？

• お薬手帳により、その日に処方された薬と現在飲んでいる薬との飲み合わせを確認したり、過去に飲んでアレルギー副作用が発現した薬がまた処方されていないかなどを確認することができます。是非、処方箋と一緒に薬局に持ってきて下さい。

同じ薬の場合には手帳は持って来なくても大丈夫ですか？

• お薬手帳にはお薬を交付した日付と日数が記載されます。それにより現在この薬を飲んでいるかどうかを把握することができます。例えば、急な体調変化で飲んでいる薬を患者さん自身の口から伝えられないときには貴重な情報源となります。毎回記録してもらうために薬局へ持っていきましょう。

薬手帳を持っていくと値段が安くなると聞いたのですが？

• 全ての患者さんが対象となるわけではありません。その薬局に6カ月間通っていない方は対象から外れます。これは、ひとつの薬局で常時薬の履歴を管理してもらうことを重視したためです。金額は保険点数で12点（=120円）なので1割負担の方で10円〜20円、3割負担の方で30〜40円ほど値段が変わります。ただし、大切なのは持っていくことではなく提示することなので、処方箋と一緒に薬局のスタッフにお渡しして頂くようお願いします。

お薬手帳は薬局・病院ごとに使い分けてはいけないのですか？

• 医療の多岐化により一人の人が複数の医療機関にかかる機会が増えました。しかし、それだけにお薬の飲み合わせや過去のアレルギー・副作用の記録を確認する必要性から皆さんには一冊の手帳を使ってもらいたいと思います。

かかりつけ薬剤師って何ですか？

• 複数の医療機関にかかり、お薬の重複が懸念される方、飲み合わせは気になる方、飲み忘れなどで数が合わなくなってしまう方などに対し、責任を持ってお薬の管理をさせて頂きます。また、単一の医療機関にお係りの方も、サプリメントやサポー ター・杖などの補助器具に関する相談をいつでもお受けします。　かかりつけ薬剤師は長くその薬局に勤め、十分な研修を受け、さらに日頃から地域の小中学校や地域包括支援センターとも連携を取り、皆さんが元気で健やかな生活を送れるように全力でサポートできる薬剤師なので、安心して皆さんの健康を委ねて下さい。

ジェネリック医薬品とは何ですか？

• お薬も他の一般的な商品と同様に、新たに研究・開発されたものには「特許」が存在します。新規医薬品の有効成分の特許は10年と定められていますが、この期間を過ぎると他の製薬会社がその有効成分を使って医薬品を作ることができます。これをジェネリック医薬品といいます。

ジェネリック医薬品はなぜ安いのですか？

• お薬の値段は厚生労働省により決められます。研究や開発に関する費用もその中に考慮されますが、ジェネリック医薬品に関してはそれらの項目は値段に反映されないので、最初に発売された医薬品（一般的に先発品と呼ばれています）より安い料金設定に成ります。

ジェネリック医薬品は先発品と同じ効き目なのですか？

• 殆ど全ての医薬品には体の中での溶け方などを調節するために添加物が加えられています。これら添加物自体は人体への影響は皆無なのですが（皆無なものしか添加物として使用を認められません）ジェネリックによっては、先発品と異なる添加物が使われた場合、体への吸収の違いから効き目に差が生じることが有り得ます。これは副作用の発現についても同様のことが言えます。ただし、有効成分は全く同じなので、薬の効き目そのものが異なるということはありません。また、ジェネリック医薬品も先発品と同様の届け出をし、厳しい審査を経て許可を得たうえで製造されています。

漢方薬はどうして食前服用になっているのですか？

• 空腹時の方が吸収が良いと言われているので、食前または食間服用になっています。